再び…質問のコツって何だろう?

以前にも似たような記事を書きましたが、その後も思うところがあり再びこのテーマを考えてみました。「質問」とは、情報収集の手段以上の役割を持っています。それは問題解決、創造的思考を促進し、チームの協働を効果的に進めるための重要なツールです。この記事では、質問を活用してビジネスシーンでのコミュニケーションを効率的に進める方法を探ります。

良い質問の基本

  • 具体的かつ明確: 「売上が下がった原因は何ですか?」と直接的に問うことで、明確で具体的な回答が得られます。
  • 相手の立場を考慮する: 質問する際には、相手の前提知識や背景を考慮することが重要です。自分だけに通じるような略語や専門用語の使用を避けて、相手が理解しやすい言葉選びをすることがキーとなります。
  • オープンクエスチョンの活用: 自分が質問する時点で、まだまだわからないことが多いのであれば、オープンクエスチョンを使うことが大切です。例えば「その成果を達成するためにどのようなアプローチをとれば良いですか?」と問うことで、より深い洞察と詳細な情報を引き出すことができます。

質問に目的を含める重要性

適切な質問は、明確な目的から始まります。「車と電車、どちらが便利ですか?」と尋ねるのではなく、「足が痛くて病院に行きたいのですが、どの交通手段が最適でしょうか?」と質問することで、タクシーを手配するなどより実用的な提案を引き出すことが可能です。また、「MacとWindowsどちらが良いですか?」と聞くのではなく、「自分はグラフィックデザインを学びたいと思っています。どちらのOSが推奨されますか?」と尋ねるべきなのです。

「悪い質問」とその影響

せっかく質問するのですから、相手のアイデアを引き出し、そこからディスカッションにより発展させていきたいですよね。ところが悪い質問をすると、その効果が全く期待できなくなります。

  • クローズドクエスチョンを避ける: 「このアイデアは気に入りましたか?」と尋ねてしまうと、多くの場合「はい」または「いいえ」で返答が終わってしまいます。「このアイデアに対してどのような感想を持ちましたか?」と問うことで、より具体的なフィードバックを得ることができます。
  • 誘導的な質問を控える: 「この方向で進むべきだと思いませんか?」という質問は、答えを強制することになりかねません。中立的でオープンな質問を心がけましょう。
  • 複雑すぎる質問をシンプルに: 「次のプロジェクトの戦略、予算、期限についてどう思いますか?」と一度に複数の要素を問うと、相手もどこに答えればよいか迷ってしまいます。問題を分割し、一つずつ確認することで、明確な回答を引き出すことができます。

まとめ

質問は単なる情報のやり取り以上のものです。特に質問に目的を含める重要性は強調したい点です。何かを質問するときに「何を達成したいのか」「何を得たいのか」「どうなりたいのか」そして「それが達成されたら現状はどう変わる、ということを期待しているのか」など、目的を具体的にしてから質問することはそこから続くディスカッションのレベルを一気に引き上げてくれます。
「質問」は適切に使用すれば、ビジネスにおいて深い理解や新たな洞察を得ることができます。
この記事が皆さんのコミュニケーションスキルの向上に役立つことを願っています。

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