「効率化」「合理化」というリスク

最近、違和感を覚える言葉たち、
「効率悪いなぁ」「無駄だなぁ」「合理的じゃないなぁ」…
おっしゃることはごもっとも。もちろん、できるだけ効率を良くしたい、無駄は省きたい。
しかし、ちょっと立ち止まって改めて考えてみたい。そもそも「無駄」って何でしょう?

たとえば、1度チェックしたのに、同じものを2度チェックするのは無駄?
「1度目のチェックで見落としている」というリスクを無視していることになりませんか?

「それは、1度目にチェックした人のスキルが低いから!」という反論に対する反論、
・人は必ず間違えるもの。絶対間違えない!なんて人はいない。むしろ間違えることが人間のデフォルト(これは言い過ぎか)。
・あなたに見えないのに、私には見えるものがある。かのシーザーも「人は聞きたいことしか聞こえない、見たいものしか見えない。」と言っていました。人それぞれ引っかかる”琴線”が違うのです。だから、人を変えてのダブルチェックにも意味があるのです。

繰り返しとなりますが、もちろん、合理的に効率化して生産性を上げたい!大賛成です!
ただし、「効率化」「合理化」「Risk Based Approach」といった、”今風”な耳障りの良い言葉に流されて、それが単なる「手抜き」になっていないか。常に自分自身に問いかけないと危険だなぁと感じました。

PAGE TOP