やっぱり科学だよね

データサイエンス、レギュラトリーサイエンス、、、サイエンスという言葉がついているけど、果たしてサイエンスなのかなぁ、などと違和感を持つこともあり改めて考えてみました。
科学とは何か?多くの人は実験や複雑な数式を思い浮かべるかもしれませんが、実はもっとシンプルで基本的なものです。それは「分ける」ことにあります。「科学」という言葉の語源において、「科」は「分ける」「区分する」という意味があり、「学」は「まなぶ」「研究する」という意味です。つまり、「科学」は「分類して学ぶこと」を意味しています。本記事では、この「分ける」ことの力と、その魅力を探りながら、日常の活動にどう活かせるかを考えてみたいと思います。

分けることで見えてくるもの

  1. 精度が上がる
    データマネジメントにおいて、物事を細かく分けることは非常に重要です。例えば、データベースの設計やクエリの作成において、全体を一度に理解しようとするのではなく、各ステップを細分化することで、それぞれの要素に対して深く集中できます。これにより、データの整合性や品質が向上し、信頼性の高い結果を得ることができます。
  2. 小さな達成感を味わえる=モチベーションが高まる
    データマネジメントの道のりは長く、時に厳しいものです。しかし、大きな目標を小さなステップに分けることで、各ステップを達成するごとに小さな達成感を味わうことができます。例えば、データクレンジングやエントリーのタスクを細分化し、段階的に進捗を感じられることで、モチベーションを維持しやすくなります。
    タスクを細分化してそれぞれをクリアするたびに、自己効力感が増していきます。「自分はできるんだ!」という自信が持てると、データマネジメントに対する意欲も自然と高まります。特に長期的なプロジェクトでは、このような小さな成功体験が非常に重要です。
  3. 深い理解が得られる
    物事を分けることで、各要素に対する理解が深まります。例えば、データアナリティクスにおいても、全体を一度に分析するのではなく、データセットを小さな部分に分けて解析することで、より詳細な理解が得られます。これにより、分析結果の解釈や次のステップの計画がより的確になります。

「上機嫌」で取り組むことの重要性

どんなに優れた方法論やツールを使っても、それを実行するのは人間です。だからこそ、人間らしさを大切にすることが重要です。特にモチベーションを維持すること、すなわち「上機嫌」でいることが大切です。楽しくデータマネジメントに取り組むことで、作業効率も創造性もアップします。例えば、データの整備が思うように進まない時でも、ポジティブな心持ちで取り組むことで、新しいアイデアが生まれやすくなります。
「上機嫌」でいることは単なる気分の問題ではありません。「Flow: The Psychology of Optimal Experience」「Positivity」「The Happiness Advantage」など多くの書籍においてもポジティブな感情が創造性や問題解決能力に良い影響を与えることが示されています。日常の業務でも、できるだけポジティブな環境を作り、楽しみながら取り組むことが大切です。

日常を徹底的に分ける、そして書き出す

あなたの日常の業務を徹底的に分けてみましょう。例えば、データ入力、検証、クレンジング、分析など、細かいタスクに分解できます。それらをリストに書き出すことで、視覚的に把握しやすくなり、何を優先するべきかが明確になります。これにより、効率的に業務を進めることができます。

問題にぶつかったら「分ける」ことを考える

どんなに計画を立てても、問題にぶつかることはあります。その際には立ち止まって「なぜだろう」と考え、問題をさらに細かく分けてみましょう。問題を分解することで、真の原因を特定しやすくなり、解決策を見つけやすくなります。これは問題解決の基本的なアプローチであり、科学的な思考法と言えます。

実際のデータマネジメントにどう活かすか?

具体的なデータマネジメント活動において、「分ける」ことはどのように役立つのでしょうか?例えば、データベースの設計段階では、目的を明確にし、それを達成するためのステップを細分化します。データベースの各ステップを詳細に計画することで、予期しない問題を未然にす。
また、データの解析においても、全体を一度に分析するのではなく、データセットを小さな部分に分けて解析することで、より正確な結果を得ることができます。これは、大量のデータを扱う際に特に有効です。

おわりに

「分ける」ことの力を理解し、それを日常の活動に取り入れることで、あなたの業務は驚くほど効率的で成果の出るものになるでしょう。この記事を書きながら自分自身、やっぱり科学の基本は小さなトライアンドエラーを地道に反復して一つ一つ解決していくことの繰り返しなんだなぁと再認識しました。この科学の基本原則を応用し、ポジティブな心持ちで取り組むことで、素晴らしい成果を上げることができるでしょう。これが「科学」の本当の力であり、成功へと導く鍵なのだと信じています。

この記事が参考になれば嬉しいです。

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