対話(Dialogue)の大切さ

ソクラテス的対話

歴史上でも有名な哲学者のソクラテスは常に対話を繰り広げたと言われていますが、生前に書物を残すことはありませんでした。(ちなみに我々が知り得るソクラテスに関する情報はプラトンなどの弟子による記録が元となっています)
対話というと「あー言えば、こー言う」で言葉巧みに相手を論破する、、、というイメージを持たれるかもしれません。(事実、ソクラテスは多くの”自称有識者”を怒らせ?非業の最期をとげます)
あくまでも個人的な認識ですが、ソクラテスが対話にこだわった理由は、
・「考える」ということ自体の重要性
・絶対的な「正解」は無いということを認識することの重要性(いわゆる”無知の知”)
この2つではなかったかと思うのです。だから、単純に文書にして”教科書”とし、これを読んで”正解”を暗記してね。というスタイルではなく、徹底的に対話を繰り返すことで上述した2つのことを自ら見出すことが重要だと思っていたのではないでしょうか。

臨床研究やデータマネジメントにも”対話”が重要

もちろん、ソクラテスの足元にも及びませんが、私達も同様に対話を大切にしたいと考えています。
「本当にそうなんだろうか?」「なぜそうなるのだろうか?」といった答えのない問題について、徹底的な対話を繰り広げることで、プロジェクトのゴールに対する認識や、目標に対する合意、そして制約や限界に関する共有などが得られると考えています。
「これが正解」という答えは得られないのかもしれませんが、考えるという過程が大切なのだと思います。時間もかかるし、面倒くさい!と感じられてしまうかもしれませんが、この”対話”するという姿勢も、スーザックがデータマネジメントを行う上で重要と考えるスタイルなのです。

PAGE TOP